• 本予告
  • 特別動画<ストーリー編>
  • 特別動画<キャラクター編>
  • 特別動画<激賞コメント編>
  • 特別動画<監督編>
イントロダクション
見つけたくないものまで見えてくる。異才 片山慎三があなたに問う唯一無二の衝撃作。
国内外の錚々たる著名人から激賞を受け、映画ファンに衝撃を与えた映画『岬の兄妹』。今後の映画界を担う新たな才能として“片山慎三”の名を知らしめた。あれから3年、彼の長編2作目にして、商業デビュー作が満を持して誕生。
主演を務めるのは佐藤二朗。映画・テレビドラマ・演劇・バラエティ番組、さらには映画監督に至るまで、幅広い活躍を続ける彼が、監督からの熱望を受け、オファーに応えた。指名手配犯を見かけた翌朝に姿を消した父・原田智役として、彼の苦悩や矛盾を説得力たっぷりに表現。底知れない凄みと可笑しみがせめぎ合う演技はまさに佐藤二朗の真骨頂だ。
消えた父をさがす娘・原田楓役には次世代を担う女優・伊東蒼を抜擢。『湯を沸かすほどの熱い愛』で映画賞レースを席巻し、主演作『島々清しゃ』で毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞を受賞。21年には、NHK「ひきこもり先生」「おかえりモネ」、映画『空白』など話題作への出演が続く。オーディションで驚くべき対応力と演技力を見せた気鋭の女優が、人として強く、正しくあろうとする姿と等身大の弱さを繊細に表現し、見るものすべてを驚嘆させる。
指名手配中の連続殺人犯・山内照巳を演じるのは清水尋也。『渇き。』『ホットギミック ガールミーツボーイ』『東京リベンジャーズ』「おかえりモネ」など数多くの話題作で独特の存在感を放ち続ける“カメレオン俳優”が本作では狂気に満ちた殺人衝動と普通の青年らしさを共存させ、リアリティたっぷりに演じ切る。
自殺志願者・ムクドリ役には森田望智を起用。全世界同時配信されたNetflixドラマ「全裸監督」で一躍注目を浴び、第24回釜山国際映画祭アジアコンテンツアワード最優秀新人賞を受賞。死を切望しつつもどこかあっけらかんとした複雑な役どころを多彩な演技で表現する。

さらに、本作は、映画配給会社アスミック・エースと、インディペンデント映画シーンを支援し続けているDOKUSO映画館のタッグによる次世代クリエイター映画開発プロジェクト「CINEMUNI」の第一弾作品にも選出。商業性と作家性を兼ね備え、国際展開までを見据えた作品として、アジア最大規模を誇る第26回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門に正式出品。世界初上映となるワールドプレミアでは韓国の観客から大絶賛を浴びた。
見る者の価値観を覆し、すべての予想を裏切るストーリー。多彩なキャストによる繊細で、リアリティあふれる演技。片山慎三監督が自問自答を繰り返して作り上げた物語は、観客自身の心の奥底にひそむ苦悩や矛盾をあぶり出していく。日本国内のみならず、世界に放つ“唯一無二の衝撃作”が遂に公開!
ストーリー
「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」
大阪の下町で平穏に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。しかし、その翌朝、智は煙のように姿を消す。
ひとり残された楓は孤独と不安を押し殺し、父をさがし始めるが、警察でも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にもされない。それでも必死に手掛かりを求めていくと、日雇い現場に父の名前があることを知る。「お父ちゃん!」だが、その声に振り向いたのはまったく知らない若い男だった。
失意に打ちひしがれる中、無造作に貼られた「連続殺人犯」の指名手配チラシを見る楓。そこには日雇い現場で振り向いた若い男の顔写真があった――。
キャスト
佐藤二朗
伊東蒼
清水尋也
森田望智
石井正太朗
松岡依都美
成嶋瞳子
品川徹
佐藤二朗
佐藤二朗原田智
伊東蒼
伊東蒼原田楓
清水尋也
清水尋也名無し/山内照巳
森田望智
森田望智ムクドリ/内藤あおい
石井正太朗
石井正太朗花山豊
松岡依都美
松岡依都美蔵島みどり
成嶋瞳子
成嶋瞳子原田公子
品川徹
品川徹馬渕
佐藤二朗原田智
1969年5月7日生まれ、愛知県出身。俳優、脚本家、映画監督などマルチに活躍。1996年に演劇ユニット「ちからわざ」を旗揚げ、本格的に俳優活動を開始。舞台をきっかけに堤幸彦監督の目に留まり、「ブラック・ジャックⅡ」(00/TBS)で映像デビュー。以後、「浦安鉄筋家族」(20/TX)、「ひきこもり先生」(21/NHK)などのドラマや、「勇者ヨシヒコ」シリーズ(11、12、16/TX)、 『HK変態仮面』(13)、『銀魂』シリーズ(17、18)などの福田雄一監督作品で圧倒的な存在感を放ち、一躍人気を集める。自身のツイッター投稿をまとめた著書「のれんをくぐると、佐藤二朗」(山下書店)も話題に。自らの実体験をもとにした『memo』(08)や、主宰する劇団の同名作品の映画化『はるヲうるひと』(21)では監督・脚本・出演を務め、クリエイターとしての才能も発揮。その他の出演作に、『blank13』(17/齊藤工監督)、『宮本から君へ』(19/真利子哲也監督)、『今日から俺は‼劇場版』(20/福田雄一監督)、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(21/江口カン監督)、『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』(21/河合勇人監督)などがある。
ある日突然、手紙が来た。長文のその手紙の差出人は片山慎三。19年前のドラマで制作だった男だ。制作とはいえ、当時彼は21歳の右も左も分からぬ、いわゆる「使い走り」だった。でも発想や言葉が面白く、「君、オモロイな」と声を掛けたのを覚えている。そのあと彼は、数々の現場で鍛練し、感性を磨き、自腹で「岬の兄妹」という映画を監督した。その彼からの手紙には「自分の商業作品監督デビューとなる次作の主演を是非、二朗さんにやって欲しい」と書いてあった。手紙に添えられた、彼の商業デビューとなる「さがす」という妙なタイトルの脚本を読んでみた。「よくぞ俺のところに話を持ってきた」と思った。ちょっと凄い作品になると思う。ご期待を。
伊東蒼原田楓
2005年9月16日生まれ、大阪府出身。6歳の時、ドラマ「アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋」(11/TBS)でデビュー。国内外の映画祭で話題となった『湯を沸かすほどの熱い愛』(16/中野量太監督)で映画出演2作目にしてその演技が認められ、第31回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。その後、初主演を果たした『島々清しゃ』(17/新藤風監督)では、第72回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞。そのほかの出演作に、『花戦さ』(17/篠原哲雄監督)、『ギャングース』(18/入江悠監督)などがある。今年に入り、「ひきこもり先生」(21/NHK)、連続テレビ小説「おかえりモネ」(21/NHK)、『空白』(9月23日公開/𠮷田恵輔監督)などの話題作に出演。
初めて台本を読んだとき、難しそうだけどこの役をやりたい、この機会を逃したくないと思いました。
撮影中、片山監督が「もう一回、もう一回」と何度も同じシーンを繰り返されるので、はじめは不安が大きかったのですが、楓と私の境目がわからなくなるくらい、思い切って、がむしゃらに頑張りました。
楓の抱える悲しみや不安がどのように変化していくのか、是非劇場でご覧頂きたいと思います!
清水尋也名無し/山内照巳
1999年6月9日生まれ、東京都出身。2012年に「高校入試」(12/CX)でデビュー。以降、『渇き。』(14/中島哲也監督)、『ソロモンの偽証 前編・事件/後編・裁判』(15/成島出監督)、『ストレイヤーズ・クロニクル』(15/瀬々敬久監督)、『ちはやふる』シリーズ (16、18/小泉徳宏監督)、『ミスミソウ』(18/内藤瑛亮監督)、「anone」(18/NTV)、「インベスターZ」(18/TX)など多数の話題作に出演。近作に『ホットギミック ガールミーツボーイ』(19/山戸結希監督)、『東京リベンジャーズ』(21/英勉監督)、「アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜」(21/TX)など。現在放送中、連続テレビ小説「おかえりモネ」(21/NHK)では主人公の同僚役として出演、注目を集めている。待機作に『スパゲティコード・ラブ』(2021年公開/丸山健志監督)などがある。
山内照巳役を演じさせて頂きました清水尋也です。
片山監督・佐藤二朗さんをはじめとした素晴らしいキャスト・スタッフの方々と共にこの作品に参加できた事、光栄に思います。
台本を読ませて頂いた時、ページを捲る手が止まらなかったと共に、山内という印象的なキャラクターを演じる事への不安と興奮が入り混じった気持ちを抱きました。
また、現場では監督と日々ディスカッションを重ね、不穏で底の見えない山内の空気感を丁寧に作り上げました。
決して妥協せず、より良いモノを追求する監督の気持ちに応えられるよう、一層気持ちに熱が入りました。
目の背けられないリアルな温度感のストーリーを映像に落とし込む事が出来たと思います。
皆様にお届け出来る日が大変楽しみです。
森田望智ムクドリ/内藤あおい
1996年9月13日生まれ、神奈川県出身。2011年にデビューし、『リュウグウノツカイ』(14/ウエダアツシ監督)、『一週間フレンズ。』(17/村上正典監督)、『世界でいちばん長い写真』(18/草野翔吾監督)、『ジオラマボーイ・パノラマガール』(20/瀬田なつき監督)などに出演。2019年にNetflixドラマ「全裸監督」のヒロイン・佐原恵美/黒木香役に体当たりの演技で挑み、話題を集める。また同作で第24回釜山国際映画祭アジアンフィルムマーケット アジアコンテンツアワード 最優秀新人賞を受賞。その後も「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」(20/NTV)「恋する母たち」(20/TBS)「一億円のさようなら」(20/NHK BSプレミアム)など多くの作品に出演。連続テレビ小説「おかえりモネ」(21/NHK)やNetflixドラマ「全裸監督 シーズン2」(21)で黒木香役を続投するなど、話題作に出演し続けている。
初めて脚本を読んだ時、これはすごい話だと衝撃を受けました。
粛々と不穏な空気が漂う中に、見過ごせない何かを感じました。
それが何か知りたくて、私が演じるムクドリさんと共に撮影期間を過ごした気がします。
片山監督の丹念で奇抜な演出は、役の着地点がどんどん変化していくので、想像を超える発見があり、とても楽しかったです。

コロナ禍で、なかなか思うように作品作りが出来ない今、キャスト、スタッフさん、それぞれの濃密な想いが各シーンに刻み込まれています。
そんな色濃いこの作品が早く皆さんの元に届くといいなと心から待ち遠しく思います。
石井正太朗花山 豊
2005年9月27日生まれ、大阪府出身。『カラダカルピス』500メカニズム映画祭で公開された『ROCK'NROLL』(19/片山慎三監督)で映像デビュー。本作が商業映画デビュー作品となる。
松岡依都美蔵島みどり
1980年2月9日生まれ、三重県出身。文学座所属。2008年に座員となり、舞台や映像を中心に活動の場を広げる。近年の主な出演作品に『味園ユニバース』(15/山下敦弘監督)、『永い言い訳』(16/西川美和監督)、『三度目の殺人』(17/是枝裕和監督)、『万引き家族』(18/是枝裕和監督)などがある。『凶悪』(13/白石和彌監督)で第28回高崎映画祭最優秀新進女優賞、舞台「きらめく星座」「五十四の瞳」で第55回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。
成嶋瞳子原田公子
1973年2月19日生まれ、山口県出身。『恋人たち』(15/橋口亮輔監督)に出演し、第30回高崎映画祭・優秀新進俳優賞を受賞。近年の主な出演作に『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』(17/入江悠監督)、『きらきら眼鏡』(18/犬童一利監督)、『閉鎖病棟―それぞれの朝―』(19/平山秀幸監督)、「さまよう刃」(21/WOWOW)などがある。
品川徹馬渕
1935年12月14日生まれ、北海道出身。劇団自由劇場を経て、劇団転形劇場の設立に参加。88年に解散後、舞台、映画、テレビと幅広く活躍。テレビでは、「白い巨塔」(03/CX)で教授役を演じ脚光を浴びる。近年の主な出演作に『愛しのアイリーン』(18/𠮷田恵輔監督)、『子供はわかってあげない』(21/沖田修一監督)などがある。待機作に『リング・ワンダリング』(2022年公開/金子雅和監督)がある。
スタッフ
監督・脚本片山慎三
1981年2月7日生まれ、大阪府出身。中村幻児監督主催の映像塾を卒業後、『TOKYO!』(08/オムニバス映画 ポン・ジュノ監督パート)、『花より男子ファイナル』(08/石井康晴監督)、『母なる証明』(09/ポン・ジュノ監督)、『山形スクリーム』(09/竹中直人監督)、『マイ・バック・ページ』(11/山下敦弘監督)、『苦役列車』(12/山下敦弘監督)、『ヨコハマ物語』(13/喜多一郎監督)、『味園ユニバース』(15/山下敦弘監督)、『はなちゃんのみそ汁』(15/阿久根知昭監督)などの作品に助監督として参加。自費で製作した『岬の兄妹』(18)で長編映画監督デビューを果たし、映画界を席巻。全国6館から50館以上へ拡大公開され、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018国内コンペティション長編部門優秀作品賞・観客賞、第41回ヨコハマ映画祭新人監督賞、第29回日本映画批評家大賞新人監督賞などを受賞。そのほかの監督作品として、『そこにいた男』(20)や「さまよう刃」(21/WOWOW)など。本作が商業映画デビュー作であり、長編映画監督2作目となる。
大阪に住む父が指名手配犯を見かけた、という実体験から生まれたオリジナル作品です。商業デビュー作ということもあり、よりエンターテイメントな作品にしたいという気持ちがありました。オリジナルだからこそ立ち帰る場所が常に自分自身でした。自問自答し、自分が作家として試されているような、良い意味での気合いと思いが入っています。本作のワールドプレミアが釜山国際映画祭で迎えられることとなり嬉しく思います。映画を観てどういう反応が返ってくるのか非常に楽しみに思います。ぜひ日本での公開も心待ちにしていてください。
共同脚本小寺和久
1983年2月5日生まれ、大阪府出身。出版社の株式会社KADOKAWA勤務を経て、フリーの脚本家として活動中。映画の脚本を中心に、ドラマ、CM(ショートムービー)なども手掛ける。主な作品に『デイアンドナイト』(19/藤井道人監督)、『明け方の若者たち』(21/松本花奈監督)、Netflix オリジナルドラマ「全裸監督 シーズン2」(21)「新聞記者」(21)などがある。
共同脚本高田亮
1971年生まれ、東京都出身。『婚前特急』(11/前田弘二監督)で劇場映画脚本家デビュー。『そこのみにて光輝く』(14/呉美保監督)でキネマ旬報ベスト・テン脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞。そのほか『オーバー・フェンス』(16/山下敦弘監督)、『武曲MUKOKU』(17/熊切和嘉監督)、『猫は抱くもの』(18/犬童一心監督)、『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』(20/京極尚彦監督)、『まともじゃないのは君も一緒』(21/前田弘二監督)、『ボクたちはみんな大人になれなかった』(21/森義仁監督)などがある。
音楽髙位妃楊子
1993年2月14日、東京都生まれ。作曲家、サウンドクリエイター、ピアニスト。2015年、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。『岬の兄妹』(18)、「さまよう刃」(21/WOWOW)で全音楽を手がけ、片山監督作品は4作品目。チェコで上演のバレエ作品「LILIOM」、演劇やダンス作品、歌の佐藤玖美と共同プロデュースのシティポップな楽曲の作詞作曲、編曲、mixも行い、ジャンルを問わず活動。共感覚を得て、度々そのエネルギーに自身が呪われ、時にパフォーマーにも変異し、音楽を通して聴者に憑依する”憑依作曲家”。
撮影池田直矢
1980年生まれ、香川県出身。撮影助手として『クライマーズハイ』 (08/原田眞人監督)の小林元、映画界の巨匠・木村大作、デジタル撮影の権威である阪本善尚、撮影監督分野のパイオニアである高間賢治など、日本映画界を牽引してきた名カメラマン達に師事。主な撮影作品に『岬の兄妹』(18/片山慎三監督)、「さまよう刃」(21/WOWOW)、『パラダイス・ネクスト』(19/半野喜弘監督)、『ソワレ』(20/外山文治監督)、『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』(21/池田暁監督)、『裏アカ』(21/加藤卓哉監督)、「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」(21/NHK)などがある。
録音秋元大輔
1982年8月18日生まれ、北海道出身。2000年、札幌の録音スタジオ入社。音楽レコーディングや、ライブなどの音響業務や、テレビ中継業務に携わる。2007年退社後、映画・ドラマなどで録音から仕上げまでを手がける。主な作品に、『裏アカ』(21/加藤卓哉監督)、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20/中田秀夫監督)、『事故物件 恐い間取り』(20/中田秀夫監督)、「さまよう刃」(21/WOWOW)、「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」(21/NHK)などがある。
編集片岡葉寿紀
1991年10月30日生まれ、島根県出身。日本映画学校卒業。主な作品に、『岬の兄妹』(18/片山慎三監督/編集協力)、『そこにいた男』(20/片山慎三監督)、「さまよう刃」(21/WOWOW)、「アオイウソ~告白の放課後~」(21/MX)、「禍話」(21/ABC)、Amazon制作の恋愛リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」などがある。本作が長編商業映画デビューとなる。
装飾松塚隆史
1968年6月13日生まれ、北海道出身。日本映画学校卒業。主な作品に『愛のむきだし』(09/園子温監督)、『冷たい熱帯魚』(11/園子温監督)、『ふがいない僕は空を見た』(12/タナダユキ監督)、『ヒミズ』(12/園子温監督)、『俺はまだ本気出してないだけ』(13/福田雄一監督)、『希望の国』(12/園子温監督)、『アンチポルノ』(17/園子温監督)、『暗黒女子』(17/耶雲哉治監督)、『ビジランテ』(17/入江悠監督)、『まともじゃないのは君も一緒』(21/前田弘二監督)などがある。片山監督作品には『岬の兄妹』(18)、「さまよう刃」(21/WOWOW)に参加。
衣裳百井豊
1979年9月20日生まれ、東京都出身。衣裳・メイクの会社に7年間所属後、独立。主な作品に『岬の兄妹』(18/片山慎三監督)、「声だけ天使」(18/AbemaTV)、「tourist ツーリスト」(18/Paravi)、『ザ・ファブル』(19/江口カン監督)、『宮本から君へ』(19/真利子哲也監督)、「べしゃり暮らし」(19/EX)、『そこにいた男』(20/片山慎三監督)、『カイジ ファイナルゲーム』(20/佐藤東弥監督)、Simeji webドラマ「My Father」「Over」(共に20)、『唐人街探偵 東京MISSION』(21/チェン・スーチェン監督)、「さまよう刃」(21/WOWOW)、JT webドラマ「スーシャル選挙」(21)、「悪魔とラブソング」(21/Hulu)などがある。
ヘアメイク宮本奈々
埼玉県出身。ヘアメイク専門学校卒業後に特殊造形を学んだ後、現場の傍ら美容学校を卒業。フリーランスとして『デトロイト・メタル・シティ』(08/李闘士男監督)、『川の底からこんにちは』(10/石井裕也監督)、「白い巨塔」(19/EX)、「BORDER」(14/EX)、「路〜台湾エクスプレス~」(20/NHK)、『ケイト』(21/Netflix)などに参加。作品全体ヘアメイクの他に寺島しのぶ、松雪泰子、桐谷美玲、小栗旬、波瑠、杏、岡田准一、内野聖陽などの専属ヘアメイクとしても活動。待機作品として「神木隆之介の撮休」(22/WOWOW)、『カラダ探し』(22/羽住英一郎監督)がある。
アバウト
2008年、大規模商業映画のポスターを手掛けてきたチェ・ジウン、パク・ドンウが立ち上げ、のちにイ・ドンヒョンが参加、3人体制で宣材制作を行う韓国のデザイン会社。卓越したデザインセンスで韓国映画はもちろん、ハリウッドの大作映画、アート系・独立系映画まで数多くのポスターデザインを手がけ、日本の映画ファンからの支持も厚い。『嘆きのピエタ』『新しき世界』『The Witch/魔女』『はちどり』「愛の不時着」など韓国映画・ドラマのほか、『あん』『怒り』『愚行録』『君の名前で僕を呼んで』など外国映画の韓国興行用ポスターも数多く手掛ける。本作では撮影前から脚本を読み込み、デザインラフの考案やポスター用写真の構図提案など早期から参画した。